富田八幡宮 (とだはちまんぐう )
平景清が月山山頂にあった勝日神社を八幡山に移し、富田八幡宮となったと言われています。祭神は応神天皇ですが、山頂や山麓にオオクニヌシを祭った伝承もあります。
長浜神社 (ながはまじんじゃ )
国引き神話の主人公ヤツカミズオミヅヌが主祭神。海の向こうから綱で土地を引っ張ってきたことから、綱引き=スポーツの上達や勝負事に御利益があります。
能義神社 (のきじんじゃ )
主祭神はヌキノオオカミ(ヌシロノオオカミ)で出雲風土記にも登場する四大神の一つです。出雲国造家ともゆかりのある神とされています。
白兎神社 (はくとじんじゃ )
神話「因幡のシロウサギ」の舞台。皮膚病ややけどなどに効くと信仰されてきました。うさぎが傷口を洗い、治療したといわれる「御身洗(みたらし)池」があり、季節を問わず水位が一定のため、不減不増の池と言われています。
八本杉 (はっぽんすぎ )
ここにスサノオが退治したヤマタノオロチの八つの頭を埋めて、その上に八本の杉を植えたと伝えられています。
母塚山 (はつかさん )
火の神を産んで命を落としたイザナミを葬った地と言いつたえられています。山頂付近には観音像が建てられており、そこから臨む大山、弓ヶ浜半島の景色は絶景です。写真は母塚山から見た大山です。
日御碕神社 (ひのみさきじんじゃ )
日本海を望む場所にある神社で、「神の宮」にスサノオ、「日沈宮」にアマテラスを祭ります。出雲地方に珍しい権現造りの神社となっています。
比婆山久米神社 (ひばやまくめじんじゃ )
国生みの神、イザナミの御陵と伝えられ、山頂付近に奥の宮があり、麓には下の宮があります。現在も安産の神様として参拝者が訪れます。
屏風岩 (びょうぶいわ )
オオクニヌシと高天原からの使者として派遣されたタケミカヅチが、国譲りの話し合いをこの岩を背にして行ったといわれています。
眞名井神社 (まないじんじゃ )
神名樋山の麓に鎮座した古社。イザナキ、アマツヒコネを祭っています。真名井とは神聖な泉のことです。