伊奈西波岐神社 (いなせはぎじんじゃ )
出雲国造の祖神のアメノホヒの御子神、イナセハギが主祭神。美保関に漁に出かけていたコトシロヌシを呼び還して国譲りの許否を問い、平和裡に解決するのに重要な役割を果たしました。
稲田神社 (いなだじんじゃ )
祭神は、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)に登場する稲田姫(イナダヒメ)です。稲田は稲田姫誕生の地と伝えられ、そのかたわらには姫の産湯の池と伝えられる池があります。
命主社 (いのちぬしのやしろ )
出雲大社の境外摂社。オオクニヌシの難を救ったカミムスヒが祭られています。社前には樹齢約1000年のムクの巨木がそびえています。
猪目洞窟 (いのめどうくつ )
「出雲国風土記」に記載のある黄泉の穴はこの洞窟だといわれます。風土記には、この洞窟を夢に見た者は必ず死ぬ、と記されています。
揖夜神社 (いやじんじゃ )
揖夜神社は黄泉(よみ)の国、すなわち死の国の世界に縁の深いイザナミを祭る神社です。8月28日に行われる「穂掛祭」は、イザナミと別れたイザナキが逢瀬を楽しむ祭とされています。
印瀬の壷神 (いんぜのつぼがみ )
スサノオがヤマタノオロチを退治した時に呑ませた八つの酒壺の一つと伝えられています。八口神社の境内にあります。
内神社・高野宮 (うちじんじゃ・たかのみや )
江戸時代には、出雲の四祈願所の一つでした。オオクニヌシの子であるワカフツヌシやシタテルヒメを祭ります。
意宇の杜 (おうのもり )
国引き神話で、八束水臣津野命が杖を突きたてて「おえ(おう?)」と言われた所が意宇の杜の候補地の一つです。
大石見神社 (おおいわみじんじゃ )
古事記ゆかりの神社。オオクニヌシがヤカミヒメとともに隠れ住んだといわれ、兄たちに殺されたオオクニヌシが二度目の再生を果たしたとされています。境内にそびえる推定樹齢600年のオハツキタイコイチョウも見事。
大野津神社 (おおのつじんじゃ )
大野津神社は、スサノオがヤマタノオロチを退治した時、角と骨が流れ着き、「角森」と呼ばれるようになったと言われます。「蛇骨」と呼ばれる御神体を宍道湖に運び、祈願するという雨乞い神事が有名です。