万九千神社 (まんくせんじんじゃ )
神在月に出雲に参集した全国の八百万の神が最後に立ち寄り、神議をした後、直会(宴)を催し、明年の再会を期して帰途につくというユニークな伝承がある神社です。
御井神社 (みいじんじゃ )
オオクニヌシとヤカミヒメの間に生まれた子で、安産、延命の神であるミイ(コノマタ)を祭る神社。周辺にある3つの井戸はヤカミヒメが産湯に使ったとされています。
美保神社 (みほじんじゃ )
漁業商売繁盛の神コトシロヌシ、農業子孫繁栄の神ミホツヒメが祭られています。コトシロヌシは出雲大社のご祭神・オオクニヌシのご子息で、出雲大社と美保神社の「両参り」の参拝は欠かせません。
売沼神社 (めぬまじんじゃ )
「因幡のシロウサギ」に登場するオオクニヌシが最初に結婚したヤカミヒメを祭る神社です。
八重垣神社 (やえがきじんじゃ )
スサノオとイナダヒメのご夫婦が主祭神。縁結びで有名な「鏡の池」での縁占いで知られています。和紙に硬貨を乗せて池に浮かべ、それが沈むまでの距離と時間で、待ち人がどこにいて、いつ現れるか占えます。
八俣大蛇公園 (やまたのおろちこうえん )
ヤマタノオロチ神話の中で、スサノオが斐伊川の上流から流れてきた箸を見つけて拾った場所が、木次町新市の地であったと伝えられています。
黄泉比良坂(伊賦夜坂) (よもつひらさか (いぶやざか))
死者の国である「黄泉の国」や、スサノオが住む「根の国」から現世の世界へ通じる出口とされています。
六所神社 (ろくしょじんじゃ )
出雲国内の神社の祭神を集約して祭った総社で、出雲国府のすぐ近くにありました。平安時代後期の国司はそこを参拝することで、国内の全ての神社を参拝することにかえたのです。