尾留大明神旧社地 (おどめだいみょうじんきゅうしゃち )
スサノオがヤマタノオロチの尾から剣を取り出した場所。この剣はクサナギノツルギとも、アメノムラクモノツルギとも呼ばれています。
鬼神神社 (おにがみじんじゃ )
スサノオとイソタケルを祭り、鳥居右手には乗ってきた船が岩になったという「岩船大明神」があります。神社裏手の山は舟を燈した「船燈山」と呼ばれ、「イソタケルの御陵墓」と伝えられます。
温泉神社 (おんせんじんじゃ )
スサノオがヤマタノオロチを退治し、クシナダヒメを助けた神話に登場するクシナダヒメの父アシナヅチと母テナヅチのお墓がある場所です。
加賀の潜戸 (かかのくけど )
「出雲風土記」では、佐太大神が生まれたとされる場所で、母神が金の弓矢を射通した時に、洞窟内が「光りかがやいた」ことから、加賀の地名の由来となったと伝わっています。観光遊覧船で洞窟の神秘体験ができます。
鹿島神社 (かしまじんじゃ )
オオクニヌシに国譲りを迫ったタケミカヅチを祭ります。武志町は「古事記」の多芸志の小浜で、国譲り談判のため出雲に来た神々をもてなす宴が開かれた場所といわれています。
上の宮 (かみのみや)
旧暦10月の神在祭の期間中、全国より参集した神々が神議をされる社です。出雲大社の摂社。
神魂神社 (かもすじんじゃ )
イザナミを主祭神とする古社。社伝によると出雲国造家の始祖、アメノホヒが最初に降り立った地とされています。本殿は大社造りとしては現存最古で、国宝に指定されています。
韓竈神社 (からかまじんじゃ )
祭神はスサノオ。石段を登り、巨大な岩の間を人がやっと通れるくらいの割れ目をくぐって参拝します。スニーカーやズボンなど、動きやすい格好での参拝がおすすめ。
熊野大社 (くまのたいしゃ )
クマノクシミケヌ(スサノオ)を祭る神社。鑚火殿には神事の神聖なる火を起こす神器を安置。10月15日の鑽火祭は、出雲大社が火起こしの神器を受領するお祭りです。熊野大社は出雲大社と縁が深いのです。
佐香神社 (さかじんじゃ )
「出雲国風土記」に出雲の佐香郷にたくさんの神々が集まって酒を造り、長い間、毎日のように宴会をしたとあり、日本酒発祥の地と伝えられています。