古い街並みが残り、絵になる風景が楽しめる
出雲市街中心部を東西に流れる川で、大梶七兵衛が私財を投じて開削した灌漑用水路。かつては高瀬舟が往来し、出雲のメインストリートだった河畔には、今も古い街並みが残り、絵になる風景が散策しながら楽しめます。南側には柳の並木が続き、出雲大社へ通じるサイクリングロードとして整備されています。
8月15日には恒例の灯籠流しが行われ、夏の夜の風情を味わう絶好の機会となっています。
八岐のオロチ像
二京橋のたもとには、地元出身の安達靖祐(あだちやすすけ)氏製作によるモニュメントがあります。これは、高瀬川開削300年を記念して1987年に建立されたもので、青銅のオロチと国引きの山々をイメージしたステンレスを組み合わせたモニュメントです。ここからすぐ下流の三京橋の橋上には大梶七兵衛の像が立っています。