出雲観光ガイド

日御碕神社 和布刈神事(めかりしんじ)終了

「成務天皇6年1月5日の早朝、一羽のウミネコが海草を日御碕神社の欄干に3度掛けて飛び去った。不思議に思った神主がそれを水洗いして乾かしたところ、ワカメになった」という故事にならって行なわれる神事です。

毎年旧暦1月5日に宇龍港(うりゅうこう)の権現島に鎮座する熊野神社で行なわれます。

浜辺から権現島までの間に船が大漁旗をなびかせて並び、赤い下帯姿の男性たちが「舟橋」と呼ばれる木の板を船にかけ、その上を神職や地元の人たちが渡ります。
「舟唄」と呼ばれる歌とともに、沖合の権現島に船を着け、神職が箱めがねを使い、竹の先に付けた鎌でわかめを刈り上げます。
神職らが島にある神社にわかめを供え、豊漁を祈願します。
「日御碕わかめ」は、この神事が終わってから初めて刈り取るしきたりになっています。

【令和6年の和布刈神事について】
例年行われていました振る舞い等はありません。
宇龍地区関係者のみで執り行われます。

詳細

日程 2024/02/14 (水)
時間 13:30 ~
場所 日御碕宇竜港 権現島
お問い合せ先 日御碕神社 TEL.0853-54-5261