浄土宗『神朝山岩根寺』
上朝山盆地南縁の中央やや東よりの高さ10mにそびえる断崖の下のくぼみに、建っています。創建は不明。
かつては、塩冶町の天応山神門派に属する寺で、かつては出雲巡礼五番の札所でした。しかし、明治初期の廃仏毀釈運動の折、檀家も財産も無く廃寺となり、本尊である十一面観音菩薩は塩冶町神門寺に移されました。
その後、建物も明治5年に取り壊されましたが、明治22年に信徒の強い願いにより、現在のけやき造りのお堂が建てられました。
磨崖六地蔵
地蔵信仰の盛んな江戸時代に彫られたもので、護摩を焚いた跡なのか、岩肌が黒ずんでいます。
凌霄花(のうぜんかずら)
樹齢は不明ですが、夏には磨崖に赤い花を咲かせ、まるで仏の供華のようになります。
詳細
名称 | 岩根寺 |
---|---|
カテゴリー | 歴史・文化/歴史・文化 |
住所 | 出雲市朝山町 |
駐車場 | 有り |
交通アクセス | 出雲市駅から車で10分 出雲市駅発スサノオ観光バスで岩根寺前下車、徒歩8分 http://www.susanoo.co.jp/image/rosen/neba_jikoku.pdf |