国譲り神話の主人公を祀る古社
日本海や北山連山を望むことができる高台にあります。「出雲国風土記」にも記載のある古社で、国譲りの際に高天原から派遣された「建御雷神(たけみかづちのかみ)」と「経津主神(ふつぬしのかみ)」が祀られています。
例祭
この佐志武神社では毎年、400年前からとも700年前とも云われる勇壮な「神事華」と「神事舞」の奉納があります。
神事舞は、稲佐浜での国譲り神話を祭神である二神と一頭の獅子とで笛や太鼓の囃子に乗りながら舞うものです。
神事華は、杉や檜の丸太に約70本の竹を付け、それに金、銀、紺、赤、緑の紙で折った華1000枚が飾られた、直径5m、高さ6m、重さは200kgもある華やかなものです。若い衆が木遺りを唱いながら地区内を練り歩く古い歴史を持つ祭りです。
神事舞
一夜を境内で過ごした「神事華」には神々が降臨するといわれています。19日のクライマックスでは「華倒し」が行われ、参拝者が一斉に群がり、華の一枝を折り、我が家に持ち帰ります。向う一年家内安全と五穀豊饒を祈り、また当社の御神体としても崇めます。
詳細
名称 | 佐志武神社 |
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カテゴリー | 歴史・文化 |
住所 | 出雲市湖陵町差海891 |
駐車場 | 無し |