出雲国風土記にも登場する由緒ある古社。
須佐神社は、全国に数多くある須佐之男命(スサノオノミコト)ゆかりの神社の中で唯一、御魂をお祀りしている神社です。本殿は島根県の文化財に指定されており、出雲大社とともに代表的な大社造りの建物です。
悠久の時に包まれた境内
明治に至るまでに幾度か神社名が変わっており、奈良時代には須佐社、平安時代には須佐神社、室町時代には十三所大明神、天文年間には大宮大明神、近世では須佐大宮あるいは出雲大宮、そして明治4年に須佐神社と制定されました。
そして、明治32年には、もと官弊社に次いで格式の高い国幣小社にも指定されたという由来があり、これだけの経歴を見るだけでも経てきた時の長さがしのばれます。
悠久の時に包まれた境内は、青々と樹木が生い茂り、幽玄な空間に閉ざされたような緊張感が漂います。
島根県の無形文化財に指定された切明(きりあけ)神事の念仏踊りは、彩りが鮮やかな神事華と素朴な伝統の踊りでよく知られており、遠来の観客で賑わいます。
また、節分時には厄除けのお守りとして「茅の輪」が参拝者に配られる習慣があり、厄除けの神様として親しまれています。
周辺の地には、神社とゆかりの深い伝説が数多く残されており、なかでも須佐神社七不思議が有名です。
詳細
名称 | 須佐神社 |
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カテゴリー | 歴史・文化 |
住所 | 出雲市佐田町須佐730 |
問い合わせ電話番号 | 0853-84-0605 |
リンク | http://www.susa-jinja.jp/index.html |
交通アクセス | 山陰道斐川ICよりR9をJR出雲市駅方面、R184経由立久恵峡方面へ。車で約30分 山陰道出雲ICよりJR江南駅方面、r39経由。車で20分 JR出雲市駅よりバス約40分https://bus.ichibata.co.jp/rosen/susa/ 「須佐神社」バス停下車、徒歩5分 「出雲須佐」バス停下車、タクシーで5分(徒歩の場合、約40分) |