出雲観光ガイド

鳶ヶ巣城跡

とびがすじょうあと

住所

出雲市西林木町465

出雲平野を一望

毛利元就が1562年、尼子攻略のために築城した放射状連郭式の山城跡。
麓の駐車場から1kmの登山道を登って約40分で頂上へ。東屋やロングベンチが整備され、出雲平野や斐伊川、遠くは日本海や三瓶山も一望できる絶景です。

宍道政慶公の碑

尼子との戦いで鳶ヶ巣城は戦略的重要性をもち、とくに元亀2年(1571)の高瀬城攻略の際、吉川元春の拠点となりました。毛利氏は出雲平定後、当城を大野氏に任せたといいます。なお、『雲陽誌』には城主は宍道高慶、政慶であったと記されており、城跡にある「大野塚」とよばれる宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、天正10年(1582)当城内で宍道政慶に謀殺された大野高成の墓と伝えられています。
遺構としては数か所に郭が残っており、郭の多くには土塁が設けられています。

詳細

名称 鳶ヶ巣城跡
カテゴリー 歴史・文化
住所 出雲市西林木町465